悪質なホームページ制作会社の見抜き方
ネット最盛期である現在、ホームページによる広告戦略は低コスト且つ手軽にできることから多くの企業が取り入れている戦略です。
そのためホームページ制作会社は現在、星の数ほど存在し今現在もその数を増やしています。
当然ながらその中には悪質な業者も存在し、ほとんど知識や技術もないのにホームページ制作依頼を引き受けている業者も存在します。
この手の業者はホームページ制作ソフトを利用して制作しているため融通が利かず、クレームがあってもすぐに会社を潰して新しい会社を立てるやり逃げが常習化しています。
ホームページは一度作るとデータのバックアップがない限り一から作り直すのと同等の手間がかかるため、このようなやり逃げをされると大きな損失となってしまいます。
このため安いからと言って信頼できない制作会社に頼むとかえってコストが掛かり、ホームページも本来の広告目的で使う事ができないため気を付けましょう。
しかし実際に信頼できない制作会社をどうやって見極めればいいのか?と問われても中々ピンっと来ない方も多いのではないのでしょうか?
最近は学校でホームページやパソコン操作の授業を取り入れていますが、読者の中にはその手の授業を受けた事もなく、基礎的な操作くらいしかできない方も多いと思われます。
しかし最低限の知識もなく畑違いの分野に足を踏み入れても良いように騙されるだけであるため、ここでは悪質業者を見極めるポイントを紹介したいと思います。
まず制作会社と話す際に「W3C」について尋ねてみましょう。
「W3C」とは正式名称を「World Wide Web Consortium」と言い、「World Wide Web」に準拠する各種技術の標準化を進める非営利団体です。
「W3C」の提唱する標準規格に準拠しないホームページは規格が古く使いづらかったり、セキュリティが甘かったりするため気を付けましょう。
この知識を業者側が把握しているかどうか尋ねるだけでも、業者に専門知識があるのかを判断することができます。
また実際にサンプルページが見れる場合は、そのサイトのソース情報を見て判断するとより確実です。
見極める場合はソース情報に「
「W3C」はこれらのタグを多用することを推奨していないため、もし一つのページにこれらのタグが多数存在した場合は「W3C」の規格を守っていない可能性が高いです。
パソコンには疎いと言う方もホームページを作る際には騙されないために、最低限ここにある知識を参考にしてみるといいでしょう。