ホームページを作るメリットを考えよう
最近はみんなホームページを作っているから自分も取り合えず作ろうと考えている会社が増えています。
一定以上の地位についている中高年の中にはネット知識が疎い方も多く「他社がやって成果を出しているから」と言う理由でホームページを取り入れる会社も珍しくありません。
しかし本当にそれでいいのでしょうか？
知識の疎い方の中には「SEO対策」や「リスティング運用」など専門用語に恐れをなして制作会社の言いなりになってしまうケースもあります。
説明されても分かりにくくし、あえて説明を中途半端にして後で法外な金額を請求する悪質なケースも存在します。
ここではそのような目に遭わないためにもホームページを作る上でのメリット、デメリットを分かりやすく説明したいと思います。
ホームページを作るメリットはその広告効果です。
いちいちチラシを作って配る手間はいらず、今はスマホさえあればいつでも、どこからでもホームページにアクセスできるため高い宣伝効果が見込めます。
通販にも対応できるサイトを制作すれば卸業者を仲介しないため一部の業種では大幅な利益増を見込めるなど幅広いメリットが見込めます。
またお客様の生の声を聴くことができるためマーケティング調査も円滑に行うことができます。
ホームページにはお客様がどこから来たか一目で分かるアクセス解析と言う機能があるため、客層にどのような傾向があるのか簡単に調査することができます。
これによって客層を絞った効率的なマーケティングを行うことができ、効率的に成果をあげることができます。
ただし一方でホームページを作った故のデメリットと言う物も存在します。
ホームページはただ制作しただけでは十全に機能しません。
定期的に更新し最新情報を発信したり、お客様とコミュニケーションを取ったりと大変な手間とランニングコストが掛かります。
場合によってはSEO対策やリスティング運用などを行う必要もあり、全くの未経験者が成果を挙げられる程甘いものではありません。
制作会社も他業種のマーケティングまでマスターしている訳ではないためある程度は自前で知識を身に付けて運用する必要があります。
理想的には最終的に人材も設備も揃えて自前で全ての作業を行えるようになりたいですが、中小企業では難しい話です。
そのため制作会社とよく打ち合わせを行い、意識に齟齬がないようにきちんと下準備をする必要があります。
またホームページのデメリットには上記の手間がかかると言う物以外にイメージと言う物があります。
芸能人のブログやAmazonの商品レビューなどでたまに炎上騒ぎになることがありますが、不用意な発言や行動によって会社に悪いイメージが付く場合があります。
このためブログに発信する情報には常に神経を尖らせておく必要があります。
一度悪いイメージが付くとその払拭には莫大な手間がかかるためネットでの言動には常に気を遣いましょう。