ホームページのデザイン
会社ホームページを制作しようとした際、多くの方が勘違いしているのがデザインをどうするか?という点です。
ライバル会社に差をつけるためにもなるべく豪華で一点もののホームページを作りたいと思う方は多いと思われます。
しかしこれは大きな勘違いが存在しているのご存知でしたか?
試しにいくつかの大手企業のホームページを見てもらうと分かりますが基本的にサイトデザインはシンプルなものが一番コストパフォーマンスが高いとされています。
ゲームや映画といった娯楽品を扱う企業は個性的なデザインを採用していますがそれ以外は基本的にシンプルをコンセプトとしたデザインを採用しています。
これは何故でしょうか?
人間の目と脳が一度に処理できる情報と言うものは限りがあるため凝ったデザインのサイトというものはそれだけ見る人に負担を掛けます。
試しに色のついた背景に文字が掲載されているのを見てみればどれだけ読みづらいか分かると思われます。
凝ったデザインのサイトは見やすくするためにレイアウトを調整したり、画像を加工したりする必要があるため手間もかかります。
デザインのレイアウトに凝るあまり肝心の商品やサービスの説明がおざなりになるケースもあるためシンプルな方がお客様に優しいという点があります。
またパソコンやネット回線に関しても問題があります。
デザインが凝ったものになればなるほど扱うデータ量が多くなり、パソコンやネット回線に負担を掛けます。
表示されるのが時間がかかればかかるほどお客様は面倒だから別に見なくてもいいやと言う気持ちになりホームページから離れていきます。
特に最近はスマホからホームページを閲覧する人も増えているためパソコン、スマホ、両方に対応したデザインのホームページが求められています。
このためデータ量の軽いシンプルなホームページが最近は好まれており、高いコストパフォーマンスを誇ると言われているのです。
しかしシンプルなデザインがいいからと手抜きをしてはいけません。
シンプルだからと全く手間を掛けていないサイトでは客層を取り込む効果は期待できず、無駄にお金を捨ててしまう結果になります。
そのためホームページを制作する前に目標を立て、その目標に沿ったデザインを考えましょう。
もし自分にそのような知識も技術もない場合は制作会社に相談すればそれに沿ったデザインを考えてくれるためきちんと打ち合わせすることが重要です。
人の目を惹くデザインとweb向きのデザインとは違うためそれを踏まえて自分のホームページのデザインを決めるようにしましょう。