良いホームページの条件
良いホームページと聞くとどのようなページを思い浮かべますか?
GIFアニメーションや前衛的なデザインを採用した映画の紹介ページのような物を思い浮かべていませんか?
娯楽作品を扱ったホームページならばハズレではありませんが、凝ったデザインのサイトは一般的に良いホームページであるとは言えません。
ここでは良いホームページの条件と、何故凝ったデザインが駄目なのか?を説明したいと思います。
凝ったホームページと言うのはそれだけコストが掛かります。
制作するために画像を編集して揃えるだけでも相応の手間とコストがかかりますが、それ以上に維持費と更新費用が莫大になります。
画像を使ったページと言うのは文字を挿入するとレイアウトが崩れる恐れがあるため更新のたびに少なくない手間がかかります。
またコストがかかったページだけに違和感なく更新するには同じクオリティーの画像を揃える必要があるためコストが更に増えていくのです。
一般的な会社ならこのようにデザインにコストを掛けるよりもアクセス解析に回したり、SEOを行ったりする方がよっぽど高い効果が見込めます。
また他にない凝ったデザインと言うのはそれだけユーザーを戸惑わせる原因になります。
企業のホームページはある程度レイアウトの傾向が決まっていますが、凝ったデザインではそのようなレイアウトが採用できない場合があります。
デザインの雰囲気を崩さないため筆記体など読みづらいフォントを採用すると更に見づらくなるため操作性を悪くする原因になります。
今の時代見づらいサイトなんてユーザーは見向きもしません。
サイトを見ていて少しでもストレスを感じるとユーザーはすぐに別のサイトを見に行ってしまいます。
このようにデザインに力を入れたサイトと言うのは必ずしも良い物であるとは限らないのです。
では、良いサイトとはどのようなサイトなのでしょうか?
会社用のサイトは情報を発信し、広報活動を行うことが目的であるためなるべく分かりやすく使いやすいサイトにするのが重要です。
会社はユーザーの求める情報を分かりやすく提供するためにもデザインは最低限のシンプルなもので良く、不必要な情報をどれだけ省くことができるかが重要となります。
不要な情報を削除すればホームページの表示も早くなるため操作性も上がり、見やすさも向上します。
これからホームページを制作しようと思っている方はこの事を念頭に置いて、ユーザー視点のホームページ制作を行いましょう。